パッケージ
美しい色や質感が特徴の竹尾のファインペーパーは、高級感や温もりを感じさせる上質なパッケージに最適です。
包装紙に適した薄物から、化粧品など重量のある内容物向けの厚い紙まで、豊富に取り揃えています。
紙の選び方
パッケージの紙選びでまず考慮すべきは「厚み」です。
形状によって最適な紙の厚みは異なるため、まず厚みを決めてからイメージに合った色や質感の紙を選ぶことが一般的です。
ここでは、貼箱・組箱・紙管・紙袋(ショッパー)・包装紙に適した厚みと実際の事例をご紹介します。
貼箱
貼箱は芯材となる厚紙に、薄紙を貼り合わせて仕上げる箱です。
しっかりとした作りが特徴で、贈答用など高級感を演出したい場面で多く使われます。
表面に貼る紙は四六判換算で70~100kg程度が一般的ですが、
ビオトープGA-FSなどコシの強い紙は、60kgを使用することも可能です。
紙の貼り合わせには糊(ニカワ)を使用するため、糊がつきにくい紙を選ぶと剥がれなどのトラブルにつながります。
変わった質感の紙を使う場合は、使用する糊で接着できるか事前のテストをおすすめします。
事例:菓子(貼箱)- ビオトープGA-FS
ビオトープGA-FSは、針葉樹パルプを配合した、素朴で力強い質感が特徴のファインペーパーです。
包装紙向けの四六判45kgから、貼箱向けの60kg・90kg、組箱に適した210kgまで幅広い厚みを取り揃えています。
下記のパッケージでは、ワンポイントの金の箔押しを際立たせる用紙として、
ビオトープGA-FS ダークブラウンを採用していただいています。
貼箱の中のスリーブ型パッケージも、カカオの配合率が異なる5種の羊羹を
ビオトープGA-FSのブラウン系のカラーバリエーションで表現しています。
貼箱
ビオトープGA-FS ダークブラウン 四六判Y目 60kg
スリーブ
ビオトープGA-FS コットンホワイト、アースブラウン、ワインレッド、カカオビーンズ、ダークブラウン 四六判Y目 210kg
デザイン
Studio AP
組箱
組箱は、厚手の紙を型で抜き、組み立てて仕上げるパッケージです。
キャラメル箱、地獄底といった定番のものからオリジナル品まで、さまざまなタイプが流通しています。
使用する紙の厚みを選ぶ際は、内容物の重さ・大きさに注意する必要があります。
例えば化粧品では、目安は下記の通りです。
- リップクリームなどの小さな製品:230g/m2以上
- 化粧水ボトル:300g/m2以上
- ジャー容器に入ったクリーム:350g/m2以上
内容物が重いほど、パッケージには強度が求められます。
強度を重視する場合は、針葉樹パルプが配合された紙や、古紙パルプを含まない紙が適しています。
また、折り加工に強い紙を使用することで、罫線割れを防ぎ、角まで美しい箱に仕上がります。
事例:スキンケア(組箱)- 気包紙 U-FS
竹尾のファインペーパーは、組箱に適した厚手の「パッケージ用紙」も充実しています。
その1つである気包紙は、パッケージに求められる
「強さ」「耐光性」「耐折性」「防汚・防キズ性(気包紙C-FSのみ)」を兼ね備えています。
さらに、紙本来の質感を生かした風合いはパッケージに豊かな表情を与えます。
特に非塗工紙の気包紙 U-FSは、風合いをディープ ラフ・ミディアム ラフ・ライト ラフの3種類から選ぶことができ、
商品のイメージに合わせた使い分けが可能です。
下記は、自然由来の成分をふんだんに使用したスキンケア商品のパッケージです。
自然の温かみを感じさせる手触りのある紙として、気包紙 U-FS ディープ ラフが選ばれました。
事例:スキンケア(組箱)- スノーブル-FS
竹尾のパッケージ用紙は海外でも高い評価を得ています。
台湾のスキンケア商品のパッケージに採用されたのは、雪のような白さとふわっとした手触りが特徴のスノーブルーFS。
パッケージを通してブランドの医学的背景を表現し、消費者に安心感を与えるため、
繊細で温かな手触りと、清浄な白さを持つスノーブル-FSが選ばれました。
片面微塗工の特徴を生かし、あえて塗工のない面を外側に使用。
内側の塗工面に美しい青色がベタ印刷され、開けたときに驚きや喜びが生まれるようデザインされています。
紙管
紙管は、紙で作られた筒状のパッケージです。
スパイラル紙管と平巻紙管があり、用途によって使い分けられています。
ファインペーパーは芯材に上から貼り付ける用途で使われることが多いですが、
平巻紙管の場合は、2枚以上の紙を貼り合わせた貼合紙や、厚手の紙1枚で作られることもあります。
芯材に貼り付ける際は四六判換算で70~100kg、1枚の紙で制作する場合は400g/m2以上の紙がおすすめです。
事例:ネイルオイル(紙管)- NTラシャ
100色を超える豊富な色展開と、羅紗(らしゃ:厚手の起毛毛織物)を思わせる
緻密で温かい肌触りが魅力のNTラシャ。
1949年の発売以来、愛され続けている定番品の1つで、パッケージにも数多く採用されています。
下記のネイルオイルの10周年記念パッケージでは、上品な手触りとプレーンなグレーが
モノクロで統一されたブランドのトーンにふさわしいということから採用されました。
包装・紙袋(ショッパー)
包装紙や紙袋(ショッパー)も、ブランドイメージの統一感に欠かせない存在です。
お客様が持ち歩くものなので広告宣伝としても大きな役割を果たします。
一般的な用途・サイズの紙袋(ショッパー)には、120g/m2~150g/m2の厚みの紙が使われます。
さらに強度を高めたい、高級感を演出したい場合は、150g/m2以上の紙が使われることもあります。
包装紙には、四六判換算で45~90kgの紙が適しています。
またtカラペのような超薄手の紙を使うことで、透け感のあるラッピングにすることも可能です。
事例:菓子(ショッパー)- クラフトペーパーハーフ
クラフト紙は針葉樹パルプが主な原料のため強度があり、紙袋(ショッパー)によく使用されています。
下記のショッパーはクラフトペーパー ハーフにオフセット特色2色印刷(ホワイト+コーラルオレンジ)+ニス引き。
紙色が背景ではなく、色として見えるように配色されています。
おすすめの銘柄
貼箱
商品やブランドのイメージに合う色で箱を作りたい場合は、
NTラシャ、タント、ビオトープGA-FSなどの色数が豊富な銘柄から選ぶと良いでしょう。
ミランダやスタードリームーFSなどのパール調の紙を使うと、より高級感を演出できます。
印刷後に芯材に貼る場合は、テイクGA-FSなどの微塗工紙がおすすめです。
発色も良く、優しい手触りのパッケージになります。
組箱
風合いが欲しい場合は気包紙シリーズやスノーブル、
高い印刷適性を求める場合はNインバーコートG-FS・MインバーコートーFS、シンボルパックーFSがおすすめです。
よりナチュラルなクラフト系の紙をお探しの場合は、ファーストヴィンテージNやGAクラフトボードーFSといった銘柄があります。
紙管
芯材に上から紙を貼り付ける場合は、貼箱と同様の銘柄がおすすめです。
1枚の紙で平巻紙管を制作する場合は、スノーブルーFSやテイクGAボードーFSなどの厚紙がおすすめです。
一般的には400g/m2以上の紙が使われますが、スノーブルーFSでは350g/m2の採用実績もあります。
包装・紙袋(ショッパー)
紙袋には、比較的強度のある紙が適しています。
針葉樹パルプで作られたクラフトペーパーや、クラフト紙をベースにしたファーストヴィンテージなどがあります。
包装紙は、クラフト紙の片面に金のパウダーを施したヴィンテージゴールドや、
玉模様の透かしが美しい和風テイストの玉しき、超薄手のtカラペなどがおすすめです。